自分への手紙。

 

あの頃の私へ。

 

夢と希望を頂いて始まった新婚生活。

 

自分が思い描いていたものとは、全く違っていたね。

 

大好きな夫に、ちょっとしたことで怒鳴られたり、責められるようになったりして。

 

一緒に寝ることさえも拒まれたよね。

 

すごくすごく、悲しかったよね。

 

夫からの愛情を感じられなくて、寂しくて。

 

それを確認したくて、死ぬほど勇気を振り絞って伝えても

 

何も変わらなかったよね。

 

 

自分の何がダメなんだろう?って、

こうなってしまった原因を自分だけのせいにして

必死に探したね。

 

「ちょっと太ったかな?」

「老けてきたからかな?」

「飽きられたのかな?」

「技術が足りないのかな?」

「もっと色気を出さないとダメなのかな?」

 

思いつく限りの原因を探して、

それを見つけては

自分を否定してたね。

 

苦しかったね。本当に。

 

「もっと頑張らないと愛してもらえない」

そんな風にも思ってたね。

 

もう十分頑張ってたのにね。

 

「私が今ここで死んだら、

私を拒否してたことを後悔してくれるかな?」って

本気で考えてたよね。

 

絶望の中、どうすればいいのか分からなくて、

ただただ、苦しい毎日だったね。

どうしようもないくらい、寂しかったよね。

 

 

本当に本当に、良く頑張ってたね。

 

 

出口が見えない真っ暗な道を、諦めずに進み続けた事。

自分自身を変えようと決意して、自分なりに努力し続けたこと。

たくさんの愛ある人たちに出会えたこと。支えてもらったこと。

 

レスにならなければ経験できなかったし、出会えなかったんだよ。

 

すべては新しい自分に出会うために、与えられたものだったのかもしれない。

 

苦しみの最中に身を置いている時には、そんなことに気付ける余裕もないよね。

 

 

でもね、大丈夫。

 

未来のあなたは幸せになってるよ。

 

 

根本師匠の弟子にもなってるよ。

(弟子入りするために、自ら望んでレスになったのかもね笑)

 

 

もう少し辛いときは続くけど、

ちゃんと解決するからね。

みんなそばにいてくれてるよ。

 

 

あとね、

 

 

夫はあなたのこと、ちゃんと愛してくれてる。

 

 

だから、大丈夫やからね。

 

 

もうちょっとだけ頑張ってね。

 

 

生きていてくれてありがとう。

 

 

f:id:yoshino119:20200506124621j:plain