私のラスボス、母とのこと②

 

みなさんこんにちは♪

 

心理カウンセラー/レス研究家(自称)の、よしのです。

 

 

今日も昨日に続いて母とのことの続きを書こうと思います。

 

昨日の記事はこちら↓

私のラスボス、母とのこと① - sunny place

 

 

私の名前で色々なところから借金を重ねていた母。

裏切られたことで腸が煮えくりかえる感情を初めて味わいました。

 

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↑書いてる内容が暗いので(笑)、キレイなお花で癒されてください♪

 

この瞬間に、私の中で母は「母親」ではなくなりました。

 

娘のお金に平気で手を出し、自分を守るために娘の名前で借金をする、娘を利用する。

本当に下劣な人間だと思いました。

 

心の底から軽蔑しました。

 

 

私は、「もう父さんに全部言う!」と母に言いました。

 

母は取り乱し、泣きながら

「お願いだから言わないで!お父さんに殺される!!もう絶対に離婚だって言われるから、お願いだからやめて!お金はちゃんと返すから!!」

 

専業主婦のくせにどうやって返すつもりなん!?

そうやっていつもいつも逃げて、関係ない私がなんでこんな嫌な思いせなあかんの!?

ほんまにもうウンザリやわ!!!

 

そう思いました。

でも、心のどこかで「母を守りたい、信じたい」という気持ちがあったのか

この時も父には言えませんでした。

 

私が父に何か言わないか、監視するように怯えた目で見てくる母。

何も気付かず、いつも通りに過ごしている父。

自分のせいでお金が必要になったのに、助けてもらってばかりの弟。

 

全てが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

どうして何も悪くない私がこんな目に合わなければならないのか全く理解できず、

激しいストレスを常に感じている状態でした。

 

このあともしばらくは父に言えなかったような気がします。

 

母はお金を増やそうと、懲りずにパチンコに行ってはお金を失う・・・ということを繰り返していました。

 

「前はパチンコを打ってる時すごく楽しかったのに、今は苦しくて仕方ないんだよ。こういう時に限って全然当たらないし、すごく怖くて。どうしよう・・・」

と、泣きそうになりながら私に話してきたことがありました。

 

本当に情けなかったです。

 

どうして働こうっていう発想にならないんだろう?

パチンコで稼げると思ってるなんて本気でアホやな。

 

と、軽蔑する気持ちがどんどん加速しました。

 

更に母は変な詐欺にも引っかかっていました。

 

怪しいところから突然家に電話がかかってきたらしく、

「手数料3万円を振り込んでくれたら、20万円貸しますよ」と言われ、

すぐに振り込みに行ったそうです。

でもいつまで経っても20万円が振り込まれることはなく

「だまされたみたい!もう!なんでなの!?」

と、本気で怒っていました。

 

母はもう正常な判断もできなくなっているようでした。

そして、そんな怪しいところからお金平気で借りようとする母のことが

ものすごく怖くなりました。

 (ミナミの帝王を家族でよく見てたので、その怖さをちゃんと分ってると思ってたんです。甘かったなぁ・・・)

 

この時点でも「お金貸します」と書かれた怪しいハガキが何通もポストに届くようになっていたり、それを隠すように母がカバンに詰め込んでいました。

詰め込んでいた中には、私の名前で借りたお金に関する督促状も入っていました。

もう数えきれないくらいの量で、背筋が凍りました。

 

これはもう父に言わなければ取り返しのつかないことになる。

 いや、もうなってるのかもしれない。

 

そんな時、家に帰ってきた私がポストを開けると、私宛の手紙が届いていました。

私の持っていたカードを盗み取った母が新たに借金をしていたようで、

毎月の返済額が書かれた用紙が入っていました。

 

これを見た瞬間、私の中で何かが切れました。

 

すぐに家に帰った私は、その用紙をそのまま父に見せました。

 

「これ、母さんが私に黙って私のカードで借金してるねん。」

 

父は最初私が何を言っているのか分からない様子でした。

 

「これだけじゃないねん。私の持ってる全部のカードを使って借りてるねん。あと消費者金融からも借りてる。全部私の名前で。私の貯金も勝手に下ろされて使われた。」

 

母は「よっちゃんやめて!!」と大声をだして取り乱していました。

 

父が「どういうことや!?」と母に聞くと、

母は「お金がなくて・・・」と、なんとか声を絞り出していました。

 

私は、「もうこんな家で一緒に暮らせへん!だれも信用できない。近いうちに出ていくから!!だから私のお金全部返して欲しい!!」

と叫び、家を飛び出しました。

 

もう一秒たりともあの家にいたくありませんでした。

 

そして父と母、二人で話し合って欲しかったのです。

ちゃんと向かい合って欲しかったし、こんな生活をなんとか終わらせて欲しい。

 

私自身、心身ともに限界だったことを覚えています。

 

 

 

③に続きます。

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

また読んで頂けると嬉しいです♪