みなさんこんにちは♪
心理カウンセラー/レス研究家（自称）の、よしのです。
いよいよ母の話、最終話です！！
これまでの記事はこちら↓
その後、結局お金を貸すことになりました。
またほぼ貯金がなくなり、ゴールデンウィーク（この時確か11連休でした）の間、
ずっと家で過ごしました。
怒りと失望とで落ち込んでいましたが、
彼氏（今の夫）が毎日のように遊びに来てくれたので、ゲームやドライブをしながら楽しく過ごすことができました。
お金を貸す時、母に
「ゴールデンウィークに色々やりたいことあったのに、お金なくなったからもう何にもできひんわ！！ほんまにもう最悪や！！絶対に許さへんからな！！」
「知らんやろうけど、このキャッシングのおかげで私もうクレジットカード作られへんねん！！どうしてくれるの！？そういうこと何にも考えんと借りてたやろ！！いい迷惑やねん！！」
と、怒鳴りながら言いました。
母はそんなことになっていたとは想像もしていなかったようで、泣きながら謝っていました。
それでも全然私の気持ちはおさまりませんでした。
心配していましたが、1ヶ月もたたないうちに
父は約束通りお金を返してくれました。
それから少しして、
また母から連絡がありました。
「今までごめんね。よっちゃんの名前で作ったカードと契約書と借用書（？）を一緒に送ります。」
「お母さんの名前だと、無職だから作れなくて…。唯一残ってたこのカードで借りてしまってたんよ。もう返すから。2度と借りることはないからね。ごめんね。」
次の日に郵便が届き、母が言っていたものが入っていました。
もうこれで私の名前で勝手にキャッシングされることはなくなる。
やっと終わったのかな…。
ほんまに長かった。
もしまた同じことをしたら、その時は縁を切ろうと思っていました。
実家にお金がないことも心配でした。
またキャッシングしてしまったらどうしよう…とハラハラしていましたが、
大丈夫だったようです。
どうやら過払金があったらしく、
結構まとまった額が返ってきたと聞きました。
この時から現在までは、お金のことでの問題は起こっていません。
それから数年後に、私は今の夫と結婚し
子どもにも恵まれました。
父と母は息子のことをものすごく可愛がってくれています。
産後、私が精神的に不安定になっていた時があり、
2ヶ月ほど実家に帰ることになりました。
この時期、夫の仕事は毎年かなりの繁忙期で家に帰ってくるのも遅く、
休日出勤も当たり前です。
1人で初めての子育て。
不安とかなりの寝不足でおかしくなりそうだったので、両親を頼ることにしました。
両親はたくさん助けてくれました。
息子はよく泣く子で、一晩中泣き続けることもありましたが、母は私が少しでも寝られるように昼間ずっと息子の面倒を見てくれました。
父は何かにつけて私の好きそうなスイーツをデパートで買ってきてくれたり、息子のために絵本を買ってきて、読んでくれたりしていました。
この時に
あー、父も母も、いてくれて良かったなぁ。と、
心から思いました。
色々あって、ほぼ絶縁状態の時期もありましたが
やっぱり私は両親のことを捨てられませんでした。
心の奥では、こんな両親でも大切だと思っていたのだと思います。
もちろん許せない気持ちもその分大きかったです。
でも、また仲良くなれたことは
素直に嬉しく感じました。
（私、甘いですかね…）
父と母は、
私に迷惑をかけまくった上に時間もかかりましたが
今はそれなりに、いい夫婦になっているように見えます。
しょうもないことでよくケンカしてますが、
母も以前のように怯えたりせず言い返してますし
父も（キレるポイントは相変わらず謎ですが）年のせいか丸くなり、優しくなったように思います。
そして、父も母も、私に対しての罪悪感を今も抱えていると思います…多分。
特に母は、この話をするといつも
「しんどくなるからやめて」と言ってきます。
私に対する罪悪感が原因かは分かりませんが
母は、父と弟と3人で引っ越してからすぐ、
パニック障害を発症しました。
今もまだ心療内科に通っています。
私も傷つきましたが、
母はもっと傷ついていたのかもしれません。
（自業自得ですが）
最初にお金を取られた時から10年以上かかりましたが、
今は両親や弟ともいい関係が築けています。
全て、こうなるために必要な出来事だったのかもしれません。
（起こっている出来事は全て必然らしいです。）
でもやっぱり裏切られた時の傷は
まだ癒えてないのかもなーと、
書いていて思いました。
そして自分の人生の反省点もありすぎて（笑）
これまでの自分、今の自分を
受け入れられていない部分があるなぁと
気付くことができました。
とりあえず、父や母に対する気持ちを
お恨み帳に書いていくことにします（笑）
私は今、根本師匠の元でカウンセラーとして修行中ですが、
腕を上げた時には
母の心の中にある重たいものを
一緒にとってあげたいなと思っています。
（私ほんまに優しいなぁー笑）
こんな感じで私のラスボスはかなり厄介でした（笑）
しっかり手放して、自分の心に新しい空間を
作っていこうと思います♪
以上で母の話は終わりです。
（また何かあれば突然始まるかもしれませんが笑）
この話に最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
また読んで頂けると嬉しいです♪
