ずっと生き辛かった原因はこれだった。

 

みなさんこんにちは♪

カウンセラーよしのです。

 

ここ2、3日、ちょっとのんびりしてました。

私は子どもの頃から体が弱っていると

すぐ、ノドをやられます。

先月は右側、今回は左側が痛くなり

何かを飲み込むと耳まで響きます。

薬を飲むとわりと早く治るので助かっていますが、

これが病院や抗生剤のない時代だったら…と、考えるとゾッとします。

おそらくこの年齢までは生きていなかっただろうなぁ。

 

今の時代に生まれてくることができて

本当に幸せだなぁと、つくづく思います。

 

薬があるということだけでなく

 

たくさんの愛ある人たちに出会えていることも。

 

みなさん、いつもありがとうございます。

 

 

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夫依存から脱却するため、読書を始めた私。

ある時、自分の生きづらさをの原因を書いてくれている本に出会います。

 

それがこちら!

 

ベストセラー「嫌われる勇気」です。
book-smart.jp

 

このタイトルを見て、”今すぐ読まなあかん!!!”

と、思いました。

 

 

私は子どもの頃からずっと、

周りの人から嫌われることを

ものすごく!!!

怖れていました。

 

嫌われたくない。

1人になりたくない。

孤立するのは恥ずかしい。

私を好きになってほしい。

仲良くして欲しい。

 

 

だから私はいつも

 

その人に合わせて

その人の喜びそうな答えを探して

その人の好きなものを無理やり好きなフリして

その人のお願いを、本当はしたくないのに、聞いてあげたりしました。

 

こうすることで自分を好きになってもらおうとしていました。

(私は父が転勤族で、小学校だけで3回転校しています。そこでの孤立を怖れていたことも影響していると思います。

かなりの人見知りで、なかなか自分から声をかけることもできませんでしたし、

太っていたので劣等感もものすごく強かったです。)

 

 それに加えて、

 

私はあなたと仲良くなるためにここまでやってるんだから

次はあなたも私の為に同じくらいのことやってよね。

 

 あなたの為にこれをやってあげたんだから

今度は私を優先してくれるよね?

 

自分のことを後回しにしてあなたを優先してあげてるんだから

あなたも自分のことより、私を優先するのが当然でしょ?

 

こう思っていました。

 

自分が「一人になりたくない」という怖れから、

勝手に周りを優先させていただけなのに、

周囲の人たちにも自分と同じように行動することを

勝手に期待していました。

 

私が皆にしているように、

「何も言わなくても私の気持ちを察して欲しい!」と思っていました。

常に見返りを求めていたのです。

 

私の師匠、根本裕幸氏も言っていますが、

「期待」は裏切られるものです。

 

当然、私の期待も裏切られ続けてきました。

その度に、

 

「なんで?私があれだけやったのに酷くない?」

「私が気を遣ってやってること、全然気付いてないやん!」

「こんな自己中な人とはもう無理」

 

こんな風に思い、勝手に失望して

その人たちと距離を置くようにしていました。

(そう、自己中なのは私です)

 

 

こんな感じでも年月が経てば大人になっていきます。

自分を良く見せることも慣れてきて、

なんとなく上手く人間関係を築けるようにはなっていました。

 

ですがモヤモヤした感じは変わりませんでした。

ずっと息苦しい感じです。

 

私は自信のなさから、よく周りの人たちの様子を観察していました。

そして色々なことに気付きだしました。

 

あの人たち、すごく仲いいなぁ。

でも私みたいに意見を合わせたりしてないよね?

「私は〇〇が好き!」って、お互い自分の気持ちをハッキリ言ってるし。

相手に合わせてないのに何であんなに仲良くなれるんだろう?

 

あの人は一人でいることが多いけど、どうして私みたいに不安そうじゃないんだろう。

堂々としててかっこいいし、うらやましいなぁ。

それに他の人から話しかけられることも多いみたいだし。

なんでなんやろう??

 

私ずっと他の人優先させて自分の気持ちを我慢してるけど、

いつ私を優先してくれる人が出てくるんだろう…。

 

 

こんなモヤモヤを解説&解決してくれたのが上記の本でした。(前置き長い)

悩める青年が、哲人にかなり深くつっこんだ質問をしてくれています。

哲人は答えます。

 

他者から承認してもらおうとするとき、ほぼすべての人は「他者の期待を満たすこと」

を、その手段とします。

たとえば仕事の主眼が「他者の期待を満たすこと」になってしまったら、

その仕事は相当に苦しいものになるでしょう。

なぜなら、いつも他者の視線を気にして、他者からの評価に怯え、

自分が「わたし」であることを抑えているのですから。

――――えっ!?ずっとわたしを抑えてますけど!みんなそうじゃないの???

 

「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない。」

たとえ我が子であっても、親の期待を満たすために生きているのではないのです。

――――えっ!?そうなの?????私が勝手に期待して頑張ってただけなの????

 

「自由とは、他者から嫌われることである」

――――えっ!?嫌われても大丈夫なの???おまけに自由になれるの???

 

「この人はわたしに何を与えてくれるのか?」ではなく、「私はこの人に何を与えてあげられるのか?」を考えなければならない。

――――えっ!?自分が与えるだけなの???

 

関係が壊れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる、

不自由な生き方です。

――――えっ!?私ずっと不自由な生き方してたの???

 

そもそも劣等感とは、縦の関係の中から生じてくる意識です。

――――えっ!?これも勝手に感じてただけ!?

 

 

もう衝撃の連続でした。

今までの自分の意識が、もうぜーーーーんぶひっくり返されて

ものすごく驚いたのと同時に

胸につかえていた板がすーっと消えたような感じがしました。

 

「私も自分のことを優先して良かったんだ!!」

「ずっと周りばっかり優先してたから生き辛かったんだ」

「みんな私の期待に応える必要なんてないんだ」

「自分が勝手に周りと比べて苦しんでただけだったんだ」

 

目の前が明るくなって、とても興奮したのを今でも覚えています。

 

 

結婚生活でも、私は夫をいつも優先していました。

そうすることで愛されると思っていたし、

その代わりに私のことも優先してくれる、

気持ちを察してくれると思っていました。

そして期待を裏切られて~・・・の繰り返し。

 

夫は勝手に期待されて負担をかけられて、

苦しかっただろうなぁと思います。

 

しかも本心を話さず、察して欲しいと思っている妻。

期待を裏切られて不機嫌になっている妻。

――鬱陶しいと思っていたに違いありません。

 

自分を満たすことは自分の役目だということ。

やっとそれを知ることが出来ました。

 

ですが知ることだけはできても、

心に落とし込む、行動する、習慣化することは

少し時間がかかりました。

 

しかしこの本のおかげで、長年染みついた思考の癖を変えていく、

第一歩を踏み出すことができたのです。

 

 

「嫌われる勇気」では、

”すべての問題は対人関係”

と哲人が言っていました。

 

興味のある方、ぜひ読んでみてください♪

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

また読んでくださると嬉しいです♪