私がレス解消に至ったプロセス⑧ 

 

みなさんこんにちは♪

心理カウンセラー/レス研究家(自称)の、よしのです。

 

昨日は七夕でしたね。

 

みなさんはどんな願い事をされましたか?

 

うちの4歳の息子に、「幼稚園でお願いごと書いたの?」と聞くと

二やっとしながら

「先生に言ったけど、お母さんには教えない」

と言われました(笑)

 

「えー!教えてよー!」としつこく聞いてみましたが

やっぱりダメでした(笑)

 

その代わり?私のお願いごとを一緒に考えてくれて、

「いいこと考えた!お母さん、”もっとかわいくなりますように!”だよ」

と、張りきって決めてくれました(笑)

 

息子から見た私は、一体どんな風に映っているのだろうかと不安になりましたが、

このお願いは叶って欲しいと心から思ったので、織姫様と彦星様に祈りました。

 

もう少ししたらきっと、今よりも可愛くなってるはずです(笑)

 

 

 

 

では前回の続きです。

 

 

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夫と話し合うために帰ってきた私。

 

自分がどうしたいのかは分からないままでしたが

伝えたいことはノートに書いておきました。

 

最寄り駅に着いて少しすると、

夫が車で迎えに来てくれました。

 

 

一週間ぶりに会う夫。

 

ミラー越しに顔を見ましたが、表情はよく見えませんでした。

私も自分がどんな顔をしていたのか分かりません。

 

ただただ、緊張していました。

 

息子は久しぶりにお父さんに会えて嬉しそうでしたが

微妙な空気を感じ取っていたのか、不自然なくらい高いテンションでした。

 

 

 

家の駐車場に着くと、義母が待っていてくれました。

 

「よしのちゃん!帰ってきてくれて良かった。時間は気にしなくていいからね。ゆっくり話し合ったらいいよ」

 

と言って、息子を預かってくれました。

 

 

そして、夫と2人で家に入りました。

 

何を話せばいいのか、頭が真っ白になってしまって

とりあえず洗面所で手を洗いました(笑)

 

リビングに戻ると、夫から

「話し合いしようか」

と言ってきました。

 

 

あー、いよいよか。

 

 

私は夫を見ました。

 

 

夫は

「○○さんとは、浮気とかそんなんじゃないから。

 俺はよしのの気持ちを全然考えてなかった。

 もうこんなことはしないから。

 

 ずっと頑張ってたのはよしのだけで、自分は何もしてこなかった。

 

 一番大切なのは家族や。

 これからは家族を、夫婦を、大事にするから。

 今まで本当に悪かった。」

 

こんな感じで話してきました。

 

私は「分かってくれたんだ。良かった!」

と思いましたが、

何か違和感を感じました。

 

 

どうして私が頑張ってきたことを知ってるんだろう?

全然気付いてる様子はなかったのに。

 

 

私は、

「どうしてそう思ったの?」

と、夫に聞いてみました。

 

すると夫は

 

「”どうしてそう思ったの?”か・・・。」

 

と言いながら、テーブルの方に視線を落とし

 

「そのノート見た」

 

と、水色のノートを指さしました。

 

 

その瞬間、私の全身の血の気が引きました。

 

 

それは、私が自分のツライ気持ちを吐き出す時に使っていた

「お恨み帳」

だったのです。

 

※お恨み帳の説明については、根本師匠が説明してくれているのでコチラをご覧ください。↓

nemotohiroyuki.jp

 

 

このお恨み帳には、私が今まで思っていたこと、感じていたことはもちろん、

レスの苦しみもめちゃくちゃ書いていました。

 

そして夫への悪口も。

 

”無理に笑うのはもう疲れた”とか、

”レスじゃない夫婦が羨ましい”

”私の何があかんの?”

”もうこれ以上自分のどこを変えたらいいのか分からない!!”

”仕事と家事の両立がツライ”

”夫にいつも冷たくされていて、もう私のことは敵だと思ってるんだろう”とか、

” 優しい彼氏が欲しい!!”

”どうして私と結婚したの!?”

”こんな酷いことするなら結婚して欲しくなかった”

”もう離婚したい”

”大っ嫌い!!!”

などなど・・・

 

 

つまり、私の本心のすべてが詰まった一冊なのです。

 

 

絶対に夫にだけは見られてはいけないものでした。

 

 

焦った私は怒りが出てきて

 

「ウソやろ!?最低やな!!勝手に読むなんて・・・!!」

 

と、ブチ切れてしまいました。

 

 

夫は、

 

「いや、普通に置いて行ってたやん。俺に読んで欲しかったんかなって思った。

 ほんまはよしのが家出した日に手紙を書こうと思って、紙を探してたらそのノートが目に入って・・・。

 たまたま読んだんや。

 

 読んでびっくりしたわ。ずっと俺に問いかけ続けてたんやなって思った。

 ここまで精神的に追い込んでしまってることに、全く気付いてなかった。

 このノートに懸けて出て行ったんかなって思った。

 

 でも読めて本当によかった。

 これがなかったら、俺はずっと気付かへんままやったかもしれへん。

 

 だから、俺が寝てる間に出て行ってくれて良かった。

 

 大事なことに気が付いた。

 

 もう前の俺とは違うから。」

 

そして、

 

「これからも一緒にやっていきたいと思ってるけど、もう俺とは嫌か?」

 

と、聞いてきました。

 

 

 

私はお恨み帳を見られたショックで、冷静ではいられない状態になっていました。

 

焦りながらも、必死に言葉を絞り出しました。

 

「もうそのノート読んだんやったら、私から話すことは何もないわ。

 あなたは変わったって言うけど・・・。

 確かに今はそう思ってるかもしれへん。

 でも時間が経ったら忘れてしまうんじゃない?

 私はもうこんなツライ思いしたくないねん。」

 

夫は、

「いや、もう大切なことが分かったから。これを俺がしっかり持ってたら、もう戻ることはない。大丈夫や。」

 

と、自信ありげに言ってきました。

 

 

「私は、これまではいい奥さんにならないと二度と私には触ってもらえないと思って頑張ってきた。

 でももうそれしんどいねん。

 だからもう頑張るの辞めるね。

 そしたら私のこと嫌になるかもよ?

 それでもいいの?」

 

この私の言葉に対して夫は

 

「別にそんなことは望んでない。今でも十分やってくれてると思ってる。

 よしのがここにおってくれることが幸せやから、それだけでいいねん。

 仕事もしんどかったらもう辞めてええから。俺の給料だけでもやっていけるやろ。」

 

 

全く予想していなかった展開に、もう大パニックでした。

 

こんなにうまく進むことってあるの!?!?!?!?!?!?

 

お恨み帳のおかげですべてが好転したように思いました。

 

・・・・・見られたくなかったけど。

 

 

 

 

⑨に続きます。

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

また読んで頂けると嬉しいです♪